自分のドメインを取得した話
きっかけ
数年前に自分のドメインを取得していましたが、特に使うことがなかったので、やめてしまいました。
しかし、最近になって以下の問題からドメインを取得することになりました。
- アプリ用のサポートサイトをGithub Pages(
username.github.io
ドメイン)で公開していたが、他人のドメインなので信用がなく、決済プラットフォームの審査に落ちた - アプリ公開時のメールアドレスに自分のGmailが公開されるのは抵抗があった
- いろんな人の記事を見ていて、自分のドメインが欲しくなった
そこで、今回はドメインの取得についてのメモをまとめました。
目次
ドメインの取得
まずはドメインを検索します。 いろいろなサービスがありますが、私は以下の理由からGoogle Domainsを選択しました。
- オプションも含め更新時のトータル費用が安い(新規取得は他サービスのほうが安いが、長期的に使用することを考えたら...)
- Google Cloud系のサービスを使っている
- Googleなのでセキュリティ面は比較的信頼できる
- 管理画面がシンプルで見やすい
- 以前、とあるドメインサービスを使っていたが、スパム並みにメールが来ていたのが嫌だった
お気に入りのドメインを検索して購入。 年間1400円なので、あまり気にしなくていい金額です。
必要項目を入力し問題なければ、登録完了メールが届きます。
メールの転送設定
カスタムドメインのメールを自分のGmailで受信
カスタムドメインのメールを自分のGmailで受信する場合の設定方法について。 Google Domains > メールアドレス > メール転送 > メールエイリアスの追加 で新しいカスタムドメインのメールアドレスと転送先のGmailアドレスを設定すれば完了。
カスタムドメインのメールを自分のGmailから送信
Gmailのエイリアスを使ってカスタムドメインからメールを送信する場合の設定方法は公式サイトの通りに進めるとできます。
Googleアカウントの2段階設定を行い、アカウント > セキュリティからアプリパスワードの設定を開始します。
「アプリを選択」の項目はメール、「デバイスを選択」の項目はその他にして、「名前」はわかりやすい名前にします。
生成したら、パスワードを暗記します。
ここから、Gmailの設定。 設定 > アカウントとインポート > 名前にある他のメールアドレスを追加をクリックします。
カスタムドメインのメールアドレスと表示名を入力します。
「SMTPサーバー」はsmtp.gmail.com
、「ポート」は587
、「ユーザー名」はGoogleアカウントのログインユーザー名、「パスワード」はGoogleアカウントのアプリのパスワードで設定した16文字のパスワードを入力し、アカウントを追加します。
メールがカスタムドメインのアドレスに送られるので、リンクをクリックします。 テストのため、適当なメールを自分のGmail宛てに送信して、問題なければ完了です。
Firebase hostingのカスタムドメイン設定
実験としてFirebase hostingのカスタムドメイン設定をします。
Google Domainsからカスタムレコードへ移動し、「タイプ」にCNAME、「TTL」に3600、「データ」に現在のURLを入力します。
保存したら、Firebase hostingに移動し、カスタムドメインを追加します。
最大24時間待って、アクセスできたら完了です。
今後について
自分のドメインが獲得できたので、ホスティングサイトでカスタムドメインを設定しようと思います。 webアプリや新しくブログを公開するのもいいですね。