参考書をたくさん読んでいる話その2
はじめに
前回の記事の続きです。
まだまだ、会社のカフェテリアプランが余っていたので、いくつか参考書を購入しました。 今回も、購入した参考書の紹介と感想を簡単にまとめます。
目次
システムを作らせる技術
タイトルの通り、プログラマーやシステムエンジニア以外の従業員がシステムを作ってもらうために、どのようなことを考えるべきかをまとめています。 本書は確かにITシステムを作ってもらうための参考書ですが、個人的には、企業の業務改善(情報システムに限らない)にも使えるなと感じました。 やはり、ものづくりや業務改善は技術だけではなく、ビジネスレベルまでを考えることが大切です。
運用設計の教科書
システムの運用に関して、実践的な内容を含めまとめてある参考書です。 設計や実装に比べると、運用は参考書が少ないですが、IT投資の成否を分ける一因となる重要なフェーズです。 本書とITIL関連書を読むことで、サービスマネジメントの知識を網羅的に学ぶことができるのではないかと思います。
情報を正しく選択するための認知バイアス事典
高度な情報社会の中で得られた情報を正しく判断するために、人間が無意識に行っている偏見についてまとめた参考書。 私は学生の頃から、人間が無意識に判断や行動することを勉強したいと思っていたのですが、心理学の本には簡単にしか触れられていませんでした。 本書は認知バイアスにフォーカスして、情報の取捨選択に必要なものをピックアップしてまとめてあります。 個人的にはもう少し内容が深くてもいいかなと思いましたが、十分ためになる参考書でした。
思考法図鑑
アイデアを思いつくためやビジネスを円滑に進めるための考え方をまとめた参考書。 内容自体は社会人として数年働けば知っているようなものですが、考えが煮詰まったときに有用です。 新人のときに持っていたら良かったなと思いました。
人材マネジメント入門
人材マネジメントに関する基礎的な知識を実例を交えながらまとめた参考書。 自分の会社だけではなく、他社の会社での事情を踏まえ、人材マネジメント(労務管理ではなく)について学ぶことができます。 管理職でも人事でもない一般社員でも読みやすい本です。
働き方の哲学
働くことについて、さまざま側面から考えさせる参考書。 働き方とは書いているものの、ワークライフバランスなどのような話よりも哲学的な要素が多めです。 異動や転職など、自分のキャリアについて考えるときに読むべき1冊です。
コンサル1年目が学ぶこと
コンサルの具体的な技術の話ではなく、基本的なスキル(考える、話す、伝えるなど)についてまとめている本です。 コンサルだけではなく、社会人1年目が読むべき本です。 ただ、社会人として数年働いている人にはただの復習教材だと感じました。
おわりに
読みたい本をおおかた消化しましたが、もう一度復習したい本や気になっている本があるので、年末年始までに片付けたいと思います。 アプリの更新や取り組みたい技術もあるので、並行して進めます。