スマートスピーカー、ロック、コンセント、照明を使って賃貸住宅をスマートホーム化する
イントロダクション
スマートホームが巷で流行っていますが、実際そんなにいいものなのか調べるため、簡単なものを賃貸住宅に導入してみました。 夏休みはもう終わりましたが、資格の勉強と漫画、ゲームしかしなさそうだったので、自由研究として挑戦しました。
目次
自由研究の流れ
以下のような流れで進めました。
- 製品の選定、購入
- 機器取付
- IFTTT等で設定
- 評価
選定と購入
ベースとなるスマートスピーカーは以前の記事で紹介しています。
スマートホーム化するとしても、多くのガジェットが存在します。 実際、wikipediaにも
スマートホームとは、IoT(もののインターネット)やAIなどの技術を駆使して、住む人にとってより安全・安心で快適な暮らしを実現する住宅のこと。
という文言から始まり、いくつか商品やサービスが紹介されています。
そこで、何の目的で、何を買うか、からまず考えてみました。 選定結果は以下の通り。
製品群 | 目的 |
---|---|
スマートフォン | Android搭載。iOS端末もあるが今回は使用しない。 |
スマートスピーカ | スマートフォンの代わり。持ってる |
スマートロック | 家の鍵をかけたか忘れることがあるため。 |
スマートコンセント | 電気機器の電気量を個別で知りたいため。 |
スマート照明 | 白熱球を使っていたので、新しいものに交換したいため。 |
(実は監視カメラも買ったのですが、別の機会に紹介します。)
以上を踏まえ、購入したものはこちら。
製品群 | 製品 | 理由 |
---|---|---|
スマートスピーカ | Google Home Mini | すでに持ってる。 |
スマートロック | sesame mini | qurioと悩んだがsesameのほうがAmazonレビューが良かったので。 |
スマートコンセント | JULES.V | Amazonで安かったので。 |
スマート照明 | TP-Link KL110 | Amazonで安かったので。 |
スマートロック
SESAMEはもともとクラウドファンディングで発表されたものです。 特徴は以下の通り。
- 多くのタイプの鍵に対応
- 取り付けが簡単
- アプリで解錠
- IFTTT、Google Assistant、Amazon Alexa等に対応
- 鍵のシェアが可能
- 従来の鍵も使用可能
- APIが提供されている
スマートロックって工事がいるようなイメージだったのですが、調べてみると簡易的で安いものがあると知って驚きました。
設定はわかりやすい説明書があるので、手順通り進めば問題ありません。
取り付け前
取り付け後
電池は上から交換です。
鍵の形状の問題でアタッチメントを取り付けたのですが、その時間を含めても数分で終了しました。
SESAME本体だけだとBluetooth通信で解錠指令を送るのですが、オンラインで解錠したかったら別途アクセスポイントを購入しないといけません。 アクセスポイントはUSBに挿して電源供給するのですが、知らなかったので少し困りました。 みなさま、お気をつけて。
アプリでセッティングして、実際に動かしてみました。 駆動音が気になりますが、便利です。
SESAME miniを買いました。 pic.twitter.com/l5NqFjUag9
— snova301 (@TiuapB1nIiPFQJD) 2019年8月13日
スマートコンセント
各コンセントから消費される電気量を調べるために購入しました。 設定は説明書通りすれば、問題ありません。
スイッチ機能もありますが、電気機器が物理スイッチで起動するものしか意味ないような気がします。 赤外リモコンを制御できるスマート機器を購入して併用したいです。
スマート照明
照明の消し忘れが多いので、購入しました。
アプリ上で照明の状態を確認したり、使用電気量が確認できるのがいいですね。
明かりは白熱球と特に変わりません。 アプリ立ち上げたり、"OK, Google"と言って照明をつけるのが面倒なので、現在点灯手段を模索中です。
Google Assistantとの連携
SESAMEの場合
Google Homeで"OK Google, 鍵は開いてる?"みたいなことがしたかったので、設定しました。
こちらのサイトの通りに実践しました。
それ以外の場合
Googleの公式に方法が載っていました。
照明のスイッチが地味に便利でした。
Google Assinstantにはルーティンという設定が用意されています。 "ただいま"と言えば、複数のコマンドを実行します。
まとめ
スマートホーム化しなくても生きていけます。 しかし、あったほうが便利ですし、技術を勉強する機会にもなります。 最終的には、家事をほぼ無くすことを目標に、赤外線リモコンやら物理スイッチやらをネットに繋がるようにしていきます。